今回記載する内容は、気分が落ち込んでいてつらいと感じている方にやるべきことを
紹介させていただきます。それは、
心療内科またはメンタルクリニックへ受診に行くこと です。
これは最終手段では?と思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。
しかし、これをしないことには自分の状態を判断できず、つらい状態も回復するのに
より多くの時間を要してしまうと思います。
私の実体験を交えて心療内科に行くべき理由を紹介させていただきます。
まず、心療内科やメンタルクリニックを受診すべき理由
なるべく早く心療内科やメンタルクリニックを受診した方がいい理由は2つあります。
- 自分がどのような状態かを自分では把握できない。
- 気分がうっそうとするのを防ぐための薬を処方してもらえる。
1.はそのまま、自分では自分の状態を判断できないためです。
と私は思っていて、病院には全然行こうとはしませんでした。
というのも、私の気分がうっそうとしているのは自分が仕事できなくて
そのことについて妙に抱え込んでしまっているからと思っていたからです。
なので「自分の意識をなんとかすれば大丈夫でしょ」と高を括っていました。
それが自分の思い込みでしかないことが時間が経つにつれてわかってきました。
日を追うごとに自分の調子が徐々に悪くなっていき、それでも会社にでないと
と思い出社してさらに体調が悪くなっていくという悪循環になっていました。
最終的には眠れなくなり、吐き気で度々会社を休んだりしていました。
結果として私が病院へ行った時には既にうつ状態であることがわかり
すぐに会社を休むように医師から提言され、休職することとなりました。
今回の私の場合は「病院へ行く→休職する」のパターンでしたが
このパターンしかない、というわけではありません。
医師からは
- 自分がどんな状態なのか
- 自分の状態からどういう行動をとった方がいいか
の2つを教えてもらい、それに対してどうするかは自分で決められます。
休みたくないけど、自分の状態がどうなのか知りたい場合にも病院を
活用することは可能なので、自分の状態が良くないと感じている場合は
病院を利用して、プロの目で自己状態の把握をしてみるのが
私はいいのではないかと思います。
2つ目は薬を処方してもらえることです。
薬といっても、飲めばすぐに良くなるものではありません。
私の体感としては徐々に楽になってくるようなものです。
私が処方された薬は大きく分けて2種類
- 気分が落ち込むのを防ぐ薬
- 眠りにつきやすくなる薬
気分が落ち込むのを防ぐ薬はすぐに効果がわかるようなものではないため
時間を要しますが、眠りにつきやすくなる薬は効果がわかりやすく
実際寝つきが変わったように思います。
以前は気持ちが落ち着かなく、眠りにつくまで1、2時間時間を要して
しまって、起きた後も疲れが取れていないような状態でした。
しかし、薬を飲んで2、30分経つと眠気が強くなりそのまま
横になると眠りにつけるようになりました。
眠りにつくのが良くなるだけのようなので、始めの方は途中で目が
覚めてしまったりすることもありましたが、それでも眠りの質は以前より
良くなり疲れが少しずつ取れるようになっていきました。
これが私的には非常によかったことで
眠る前は何もしてないので、自分についてあれこれと考えてしまい
余計に嫌な気分になることが多々あったのですが、薬によりすぐに
寝付けるようになり、眠りが嫌なものではなくなるのがとてもよかったです。
〇最後に
薬の効能なんてよくわからないので、プラシーボ的なものが混じっている
かもしれませんが、何もないよりはずっと気持ちが楽になると思います。
また、自分の状態をプロの目で診断してもらうのは自分が壊れる寸前なのか
どうなのかを判断する基準にもなってくれます。
自分の状態を知ってからこれからどうするべきなのかを自分で考えることが
できるので、つらい、苦しいと思っている方は一度
近くの心療内科またはメンタルクリニックを受診して診察を受けてみることを
私としてはおすすめいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私の記事が皆様の一助となれば幸いです。